非常に強い台風11号 今後は大型化し影響範囲拡大か?

沖縄の南の雲の渦と融合する予想

非常に強い勢力の台風11号(ヒンナムノー)は日本の南の海上を西進しています。

現在は比較的小さな台風ですが、今後は大型化して影響範囲が広がるおそれがあります。

気象衛星ひまわりによる雲画像をみると、台風11号の雲の中心付近に台風の目が現れ、発達している様子がわかります。

一方で雲の直径は500kmに満たないくらいで、9時の時点で風速25m/s以上の暴風域の半径は95km、強風域の半径は広い北東側で220kmと比較的小さな台風です。

ただ、沖縄の南には、「モンスーンジャイア」と呼ばれる大きな雲の渦があります。

台風11号が沖縄方面に進むにつれて、この雲とまとまり、勢力を強めるとともに大型化する見通しです。

9月3日(土)朝の台風11号の暴風警戒域は予報円よりも半径が200km以上大きく、それだけ暴風域が拡大する予想となっています。

週末以降は影響範囲が拡大するおそれがありますので、台風の勢力だけでなく、大きさにも注目です。

台風11号 関西でもすでに間接的な影響 来週にかけて警戒必要!

台風11号は非常に強い勢力で日本の南の海上を西寄りに進んでいます。

台風の位置は西日本からまだ離れていますが、関西では30日(火)は広く雨や雷雨になり、台風の間接的な影響が出始めています。

この先も西日本に秋雨前線が停滞し、台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込むため、前線の活動が活発になるでしょう。

来週は台風が接近する恐れも出てきていますので、今後の情報に十分注意してください。

関西 30日(火)断続的に雨や雷雨 31日(水)以降も雨続く!

8月30日(火)の朝は、関西の中部や南部に発達した雨雲が広がり、広く雨や雷雨になり、激しく降った所もありました。

30日(火)の午後も関西は暖かく湿った空気が流れ込むため、雨が降ったりやんだりの天気で、局地的に雷を伴い激しく降る恐れもあります。

台風11号はまだ離れたところにありますが、台風周辺の暖かく湿った空気がすでに西日本へ流れ込んできており、31日(水)以降も関西では断続的に雨が降るでしょう。

秋雨前線が西日本に停滞するため、前線の活動が活発になり、雨の降り方が強まる恐れもあります。

西日本 来週は台風11号が接近の恐れも

台風11号は海面水温の高い領域を西寄りに進むため、この先も非常に強い勢力を保つ見通しです。

西日本へ台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込み、活発な秋雨前線の影響で雨が降り、強く降る恐れもあります。

また、来週は台風が北寄りに進路を変え、西日本へ接近する可能性も出てきました。

引き続き、最新の情報を確認していただき、大雨や台風への備えも早めに進めておくと安心です。

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