台風2号 本日5月29日(月)から先島諸島で大しけ
5月31日(水)から強い勢力で接近!
暴風に警戒してください!
大型で非常に強い台風2号は5月31日(水)から先島諸島に接近する恐れがあります。
本日5月29日(月)の昼前から先島諸島では大しけとなる見込みでうねりを伴った高波に警戒が必要です。
沖縄では台風の影響が長引く可能性があります。
西日本や東日本の太平洋側でもうねりが入るため高波に注意してください。
先島諸島では昼前から大しけの予想!
大型で非常に強い台風2号は本日5月29日(月)午前6時現在、フィリピンの東にあって1時間におよそ15㎞の速さで北西へ進んでいます。
中心気圧は950hPa、
中心付近の最大風速は45メートル、
最大瞬間風速は
60メートルとなっています。
このあと台風は強い勢力で沖縄の南をゆっくりと北西に進み5月31日(水)フィリピンの東を西よりに進み次第に向きを北よりに変えて5月31日(水)から先島諸島に接近する恐れがあります。
台風の接近に伴い沖縄地方の沿岸の海域ではすでにうねりを伴ってしけています。
本日5月29日(月)昼前から宮古島や石垣島など先島諸島では大しけとなる見込みでうねりを伴う高波に警戒が必要です。
なお、西日本や東日本の太平洋側でも台風からのうねりが入るでしょう。
高波にご注意ください。
高波に警戒してください!
台風の進路によっては沖縄本島地方でも本日5月29日(月)から大東島地方では6月1日(木)頃から大しけとなる恐れがあります。
本日5月29日(月)に予想される波の高さ(いずれもうねりを伴う)
沖縄本島地方
5メートル
大東島地方
4メートル
先島諸島
7メートル
明日5月30日(火)に予想される波の高さ(いずれもうねりを伴う)
沖縄本島地方
5メートル
大東島地方
4メートル
先島諸島
8メートル
5月31日(水)に予想される波の高さ(いずれもうねりを伴う)
沖縄本島地方と大東島地方
4から5メートル
先島諸島
9メートルを超える
暴風の恐れも!
本日5月29日(月)は、先島諸島と沖縄本島地方では北東または東の風が強まる見込みです。
なお、台風の進路によっては先島諸島では5月31日(水)から暴風となる恐れがあります。
本日5月29日(月)に予想される最大風速(最大瞬間風速)
沖縄本島地方
15メートル(25メートル)
先島諸島
16メートル(30メートル)
明日5月30日(火)に予想される最大風速(最大瞬間風速)
沖縄本島地方
15メートル(25メートル)
先島諸島
20メートル(30メートル)
台風が近づく前の対策 高波や高潮に備えてください!
沿岸部では台風による高波や高潮に警戒が必要です。
次の3つのことに注意しながら備えることが必要です。
1つめは、何より高波や高潮の恐れがある海岸周辺には近づかないようにしましょう。
海や船の様子が心配でも見に行くのは絶対に止めてください。
2つめは、大潮の時期や満潮時刻を確認しておきましょう。
台風による高波や高潮が満潮時刻と重なると海岸周辺の道路の冠水や浸水など被害が大きくなる恐れがあります。
3つめは、安全に行動できるうちに避難(移動)しましょう。
波しぶきが護岸設備を越えて海沿いの道路に押し寄せると冠水して通行が危険になる恐れがあります。
通行止めや速度規制などの交通情報はこまめに確認して早めに避難してください。
台風が近づく前の対策 暴風に備えてください!
台風の暴風が怖いのはいざ暴風になると身動きが取れなくなるということです。
そこで暴風に対して事前に3つの点について確認したり備えたりしておく必要があります。
1つめは、雨どいや側溝などを掃除して水はけを良くしておきましょう。
落ち葉などで側溝が詰まって水が流れないと道路が冠水する原因となります。
2つめは、屋外に置かれている飛ばされやすいもの(物干し竿、鉢植え、ゴミ箱など)はしっかり固定するか室内にしまうなどの対策をしましょう。
商店などでは看板が飛ばされたり自動販売機が倒れたりしないか確認してください。
3つめは、暴風で飛ばされてきたもので窓ガラスが割れないよう窓は鍵をかけ雨戸があれば閉めましょう。
窓ガラスにフィルムを貼ると、風圧に耐えられるようになります。
もしガラスが割れてもフィルムが破片の飛び散るのを防いでくれる効果が期待できます。
カーテンも閉めておいてください。
災害は備えが命を守ります!
自然災害は台風だけではありません!
地震にも備えが必要です!
5月中、6回目の震度5弱以上が発生しています。
千葉県東方沖でM6.2の地震がありました。
この1週間で国内で観測された有感地震の回数は先週に比べて大きく増加しました。
トカラ列島近海と伊豆諸島の地震が大半を占め房総半島周辺でも地震が目立っています。
震度3以上の地震が11回発生しそのうち2回は震度5弱です。
(5月22日~28日10時の集計)
国内:千葉県東方沖の地震で震度5弱
プレート境界付近で発生
千葉県東方沖の地震
26日(金)19時03分頃、千葉県東方沖を震源とするマグニチュード6.2、深さ50kmと推定される地震が発生しました。
この地震で
千葉県銚子市
旭市
茨城県神栖市で
最大震度5弱
千葉県東金市
香取市
成田市
茨城県潮来市
鹿嶋市
ひたちなか市などで
震度4
関東や東北南部の広範囲で震度3の揺れを観測しています。
地震のメカニズムは東西方向に圧力軸を持つ逆断層型で太平洋プレートとフィリピン海プレートの境界で発生したとみられます。
千葉県東方沖ではマグニチュード6クラスの地震が発生しており今回の震源近くでは2011年4月21日にマグニチュード6.0、2005年4月11日にはマグニチュード6.1の地震が起きました。
これで5月に入ってから震度5弱以上の地震は6回目で1ヶ月にこれだけ多くなったのは熊本地震があった2016年4月に22回発生して以来です。
国内:新島・神津島近海の地震でも震度5弱
新島・神津島近海の地震
5月22日(月)16時42分頃、新島・神津島近海を震源とするマグニチュード5.3、深さ11kmと推定される地震が発生しました。
この地震で
東京都利島村で最大震度5弱
新島村で
震度4
静岡県東伊豆町
牧之原市で
震度3の揺れを観測しています。
地震のメカニズムは北東―南西方向に張力軸を持つ横ずれ断層型で地殻内で発生したと見られます。
新島・神津島近海では頻繁に群発地震が起きています。
最近では2020年に活発な地震活動があり12月18日にマグニチュード5.0、最大震度5弱の地震が発生しました。
2週間後の翌年1月1日にマグニチュード4.7、最大震度4の地震が起きています。
また、三宅島の噴火活動と連動した2000年には数ヶ月にわたって活動が続きました。
今回は5月22日(月)~23日(火)の2日間で体に感じる地震が50回以上発生しています。
その後は活動が落ち着いているものの5月27日(土)の時点でも地震の多い状況は継続していますのでしばらくは強い揺れに対する注意が必要です。
世界:パナマとコロンビアの国境近くでM6.5
世界のM4.5以上の地震
アメリカ地質調査所の解析によるマグニチュード6以上の地震は6回発生しました。
最も大きなものはパナマの沖で発生したマグニチュード6.5です。
日本時間の5月25日(木)昼頃、パナマとコロンビアの国境に近いカリブ海を震源とするマグニチュード6.5、深さ約13kmと推定される地震が発生しました。
地震のメカニズムは北北東ー南南西方向に圧力軸を持つ逆断層型と解析されています。
今回の震源付近は南米プレート、カリブプレート、ナスカプレートの3つのプレートが接しており地震の発生頻度が大きな地域です。
今回よりも少し陸域では1974年にマグニチュード7.3の地震が発生しました。
いつどこで巨大地震が発生するのか分かりません!
今日来るかもしれません!
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